水虫

水虫の原因はカビ!

水虫はカビの一種である「白癬菌」が原因で起こる感染症です。「白癬菌」はケラチンというたんぱく質が大好物です。
ケラチンを多く含む皮膚の角質や爪や毛が「白癬菌」の絶好のすみかとなります。

水虫のタイプ

① 趾間型

① 趾間型

最もよく見られる型で、足の指の間が白くふやけて皮がむけます。第4番目(くすり指)と5番目(小指)の指の間に多く発症します。
春~夏にかけて、発症、悪化しやすく、かゆみをともなうことが多くあります。

② 小水疱型

② 小水疱型

土ふまずや足のふちに小さな水疱(水ぶくれ)ができます。
春~夏にかけて、発症、悪化しやすく、かゆみをともなうことが多くあります。

③ 角質増殖型

③ 角質増殖型

足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がゴワゴワになり皮がむけてきます。1年を通して症状はあまり変化しません。
かゆみをともなわないことが多いです。

④ 爪白癬

④ 爪白癬

足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がゴワゴワになり皮がむけてきます。1年を通して症状はあまり変化しません。
かゆみをともなわないことが多いです。

水虫の疑問・質問

水虫予防のポイント

清潔に心がけましょう

足は毎日、石鹸を使って洗い、指の間もよく洗いましょう。

乾燥させることも忘れずに

白癬菌は高温多湿を好みます。きれいに足を洗っても、指の間などに水分が残っていると白癬菌に感染しやすくなります。
水分はきれいにふき取り乾燥させましょう。

通気性を心がけて

靴下や靴は、通気性のよい清潔なものを着用し、長時間靴を履き続ける人はときどき靴を脱いで風を通しましょう。
5本指ソックスがオススメです。

家族に水虫の人がいたら

水虫にかかっている人が落とした白癬菌に感染しないように、床は掃除機でこまめに掃除をし、お風呂場の足ふきマットなどもよく洗い、日光で干すなどして乾燥させましょう。スリッパなどの履物は共有しないようにしましょう。

水虫の症状がなくなっても、白癬菌は皮膚の中で生きている可能性があります。
自分の判断でやめずに医師の指示に従いましょう。