脂漏性皮膚炎

《脂漏性皮膚炎とは?》
皮膚では皮脂腺から毛孔を通じて皮脂が分泌されていますが、この分泌が多くなった状態を脂漏といいます。脂漏を基盤として、紫外線やカビ(真菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され、炎症を引き起こすことがあります。これが脂漏性皮膚炎です。

《脂漏性皮膚炎とフケ症は同じ病気ですか?》
フケは頭皮の老化した角質細胞がはがれ落ちるもので、生理的なものです。普通はそれほど目立たないので、洗髪などで流されてしまい、気になるものではありません。しかし、はがれ落ちる量が増えると、フケが目立つようになり“フケ症”と呼ばれるようになります。フケ症は体質的に皮脂の分泌の多い人がなりやすく、その大部分は脂漏性皮膚炎の軽いもの、前段階と考えられます。

《治 療》
主に塗り薬を使用しますが、症状、状態によってはのみ薬を併用します。
■塗り薬
塗り薬は病変部を石鹸などで洗い清潔にしてから使用します。炎症がある場合、外用ステロイド剤あるいは外用非ステロイド性抗炎症剤を、症状や患部によって使い分けます。さらに、真菌に対して外用抗真菌剤を使用します。

《日常生活で気を付けること》
1)皮膚を清潔に
できれば毎日入浴し、低刺激性の石鹸(シャンプー)を使って、ていねいに病変部をを洗浄し、皮脂を取り除きます。
2)ストレスを避ける
ストレス、過労などは増悪因子になるので、規則正しい生活を心がけ、十分に睡眠をとるようにします。

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