いなげファミリー内科クリニック MENU
  • ― 担当医師 ―
    院長
  • ※エピペンの処方は平日となります。

食物アレルギーについて

  • ①食物アレルギーとは?
  •  ある特定の食物を異物と判断して、免疫の行き過ぎた反応が起こり、眼・鼻・のど・肺・皮膚・腸などで様々な症状を引き起こしてしまうのが食物アレルギーです。 食物アレルギーは、食べ物を摂取した時だけではなく、触ったり・吸い込んだ時にも起こります。子供に多い病気(4歳以下の乳幼児が約7割)ですが、近年成人患者数も増加しています。

  • ②食物アレルギーの原因食物は?
  •  卵、牛乳、小麦が主なものです。その他、サバなどの魚介類、バナナやキウイなどの果物類、大豆、ピーナッツ、ソバなどがあります。年齢によって異なり、学童期以降になると甲殻類、果物類、魚類などが原因となってきます。

  • ③食物アレルギーの症状は?
  •  原因となる食べ物を食べてから2時間以内(多くは食べた直後30分間)に、皮膚、粘膜、呼吸器、消化器に症状が現れます。
     (ⅰ)皮膚症状:かゆみ、赤み、浮腫み、蕁麻疹
     (ⅱ)粘膜症状:口の中の違和感、喉の痒みやイガイガ感
     (ⅲ)呼吸器症状:咳、息が苦しい、喉が締め付けられる感じ

  • ④食物アレルギーの診断は?
  •  原因食物を診断するのに大切なのは問診です。アレルギー症状を起こしてから半日前までの食べ物を記録して詳しく医師に話しましょう。問診で疑わしい食物については、アレルギー検査(採血、皮膚試験、食物除去試験など)を行います。また問診やアレルギー検査でも診断がつかない場合は、食物経口負荷試験を行うことがあります。

  • ⑤食物アレルギーの治療と対処法は?
  •  原因食物を除去・回避することが基本です。除去に関しては、主治医と相談しながら必要最小限にとどめることが大切です。アレルギー症状が出た時の対処法として、いくつかの薬(アドレナリン自己注射製剤、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬など)を常時携帯することが推奨されています。どのような症状でどの薬を使用するか主治医の指導を受けて下さい。


スギ花粉症の最新治療(舌下免疫療法)について

  • Q1 スギ花粉症とは?
  • スギ花粉(アレルゲン)により鼻粘膜の炎症を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも言われ、地域によって異なりますが毎年1月~4月にかけて発症します。スギ花粉症は、先進国を中心に増加し、日本においても増加が認められており、全国で約30%の人に花粉症が認められたとの調査結果が報告されています。 症状は、花粉が鼻や眼の粘膜に付着すると、鼻水やくしゃみ、眼の痒みなどが現れます。その他にも、喉や皮膚の痒み、頭重感など、鼻や眼以外の症状が現れる人もいます。

  • Q2 スギ花粉症(アレルギー性鼻炎)の診断は?
  • 医師の問診とアレルギー検査(血清抗体検査、鼻汁中の好酸球など)により診断します。
    医師の問診は、症状の出る時期や他のアレルギー疾患があるかを確認し、アレルギー性鼻炎か、その他の疾患かを判断します。またアレルギー検査では、血清抗体検査または皮膚反応テストを行い、アレルゲンを特定します。

  • Q3 舌下免疫療法とは?
  • アレルギーの原因物質(アレルゲン)を計画的に体内に取り入れ過敏性を減少させる 新しい治療法です。アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する皮下免疫療法が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する舌下免疫療法が登場し、自宅で服用できるようになりました。効果は、長期に正しく治療が行われると、アレルギー症状が寛解状態となり、長期にわたり症状を抑える効果が期待できます。また症状が完全に抑えられない場合でも、症状を緩和し、抗アレルギー薬の減量が期待できます。服用法に関しては、1日1回、少量の治療薬から開始します。(初回は、クリニック内で服用してもらいます。)その後は、自宅で決められた一定量を数年間(3年以上を推奨)にわたり継続して服用します。

  • Q4 舌下免疫療法はいつから始めるの?
  • 花粉が飛び始めてから開始するとアレルゲンとの接触量が増えてしまうことから、花粉飛散の3ヵ月前からの治療が必要と考えます。2月頃から花粉飛散が始まることを考えると、少なくとも11月頃に治療開始することが望ましいです。

毎年、スギ花粉症で悩んでる方、抗アレルギー薬を服用するも症状の改善に乏しい方は是非ご相談ください。舌下免疫療法は、12歳以上が対象となっています。