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保険診療

イボ

イボ(尋常性疣贅)とは

  • イボ(尋常性疣贅)とはヒトパピローマウイルスが皮膚の小さなキズから侵入することで起こる皮膚感染症です。
    小児の手足に好発し、感染後3~6ヶ月間の潜伏期を経て小さなできものとして発症し、 時間をかけて数mm~数cmへと増大します。患部に触れることで伝染する可能性もあります。
    単発性のこともありますが、多くは多発性であり、複数の疣贅があつまって大きな疣贅となることもあります。 感染するウイルスの種類や感染部位によって 足底疣贅、ミルメシア、色素性疣贅、点状疣贅、糸状疣贅などに分類されます。

症 状
※写真は最新皮膚科学体系より抜粋

  • ●足底疣贅
    足の裏に生じ、あまり盛り上がらずにガサガサとしている病変です。 たこや魚の目に似ていますが、表面やや深くに点状の出血を認めるのが特徴的です。
    足底疣贅

  • ●ミルメシア
    手足に生じ、水いぼに似たドーム状に少し盛り上がる病変です。 発赤や痛みを伴うことが多いです。
    ミルメシア

  • ●色素性疣贅
    黒色調の色素沈着があり、黒いぼとも呼ばれる病変です。
    色素性疣贅

  • ●点状疣贅
    白い点状のガサガサした病変が足の裏に多発します。


  • ●糸状疣贅
    顔や頭、首に数mmの細長く伸びた突起が生じます。

検 査

  • 特別な検査はありません。

治療

  • <保険診療>
  • ●凍結療法
    -196℃の液体窒素を用いて病変部を冷却することで抗ウイルス作用をもたらします。 治癒率が高く、合併症も少ないことから治療の第一選択となります。
    治療後は一時的にに病変周囲の発赤や水ぶくれ、痛みが生じることがあります。
    難治の場合、硝酸銀液の外用処置を併用することがあります。
    治療は週1回程度のペースで行い、 治療期間は数週間~数ヶ月に及びイボの大きさや個数などにより変わります。
    処置料金:約700円(健康保険適応、3割負担の場合)+診察料、処方料、薬剤料+税

  • ●外用療法
    サリチル酸軟膏や軟膏含有テープなどを用いて治療します。 自宅で処置できるため、通院が難しい方に適していますが、凍結療法に比べて治癒率は劣ります。

  • ●内服療法
    ヨクイニンを内服して治療します。他の治療と併用することが多いです。

  • <自由診療>
  • ●イミキモドクリーム(ベセルナクリーム®)外用治療
    1日1回、連日を避けて週3回のペースで就寝前に病変部にクリームを外用して、翌朝に洗い流します。 最⾧4ヶ月間治療を行うことができます。
    料金:約14000円/月+診察料、処方料+税