にきび治療

たかが にきび、されど にきび

にきびは身近な疾患で、市販のお薬や化粧品も数多くあり、自己治療している方が多い疾患のひとつです。
しかし実際には自己治療により、にきびあと（瘢痕や色素沈着）を生じることもあります。一度そのような痕を生じると完全に治すのは難しく、長年にわたり悩みの原因となってしまいます。痕を残さないためにも、焦らずに治療していくことが大切です。

保険治療 … 塗り薬による治療

塗り薬による治療はにきび治療の基本です。刺激感、乾燥を生じることもありますが、効果も高い薬です。徹底したカウンセリングでにきびと上手に付き合っていきましょう。
内服治療：抗生剤・漢方製剤等

保険外治療 … ケミカルピーリングによる治療

ケミカルピーリングとは、皮膚に弱い酸を塗布し、皮膚表面の角質細胞間の接着を緩やかにすることで、角質層に蓄積されたごく薄い角質を除去する治療法です。
古い角質は毛穴の出口で分厚くなって詰まっています。酸の働きで角質をはがすと、たまった皮脂が外に出てきます。ケミカルピーリングを続けることによって、にきびの芽となるコメドが減少し、にきびが出来にくくなります。早期施術でにきび痕の予防につながります。